「転勤族の妻」を楽しむために欠かせないのが「移動の自由」だと思っています。なので、まだ持っていない方がいたらぜひに!と思っているのが、運転免許を取得すること。
さらに、ペーパーではなく「乗れるようになっておくこと」。これってすごーく、大切です。
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車社会の地方都市へ引っ越した経験から
私が普通免許を取ったのは、社会人になってから。「将来結婚して田舎に住むこともあるかもしれないから」という理由でしたが、「彼氏もいないくせに前のめりすぎ」と兄にからかわれたことを覚えています(確かに前のめりすぎ)。
でも、当時の私の判断、あながち間違ってなかったんじゃ?と今は思います。かくして予感は的中(?)し、免許を取得した2年後には転勤族の夫と結婚することになり、4年後には「ザ・車社会」の地方都市に引っ越すことになりました。
そこでは、車移動が基本中の基本。買い物も、友人と遊ぶ約束も、子供の送り迎えも、車移動率ほぼ100%に近い社会です。引っ越した当初、歩道を歩いている人があまりにいないことに本当に驚きました。みんな車に乗るから、普通の歩道には人が歩いていないんですよね……そして、電車やバスの本数が極端に少ない。
転勤族妻が「自力で移動できること」がいかに大切なのか。
地方都市の一部では、車がなければ生活の自由度がかなり狭まってしまう地域は意外に多いものです。そこで車がないとどうなるかというと、買い物にも行けない、習い事にも行けない、友達ができても会うのは車移動前提なので気を遣う。
実際、その地方都市でも免許を持っていない方にお会いしたことがありますが、子供の送迎のたびにかなり苦労されてました。やはり人を乗せるのも乗せてもらうのも気を遣うので、約束はしづらかったですね…。
免許取得&練習は早いうちに。
転勤族といってもさまざまですが、地方に引っ越す可能性のある方はぜひ運転免許を取得しておくことをおすすめします。「自力で移動できる」とことの大切さは実感するところ。
子供ができたり、預ける先がなかったりする状態で教習所に通うことは難しいので、できれば早いうちに。今、車に乗る必要のない地域に住んでいるなら、しばらくはペーパードライバーだっていいと思います。いざとなれば、ペーパードライバー向けの講習もありますしね。でも、完全に乗れないレベルのペーパーになるとちょっと怖いので、時には運転しておくこともまた、大事だと思います。
どこでも自由に移動できると、新しい土地での生活は格段に楽に、そして面白くなります。なので、どこに住むかわからない転勤族だからこそ、移動できる手段は多い方がいい。
まとめとして――移動手段は「地域に合わせる」がノーストレス
ここでは運転免許の話をしましたが、どこに引っ越しても、その土地の主な移動手段に自分を合わせられる柔軟さがあれば、生活の快適度は大きく増すんじゃないかな?というのが、私の思うところ。
ちなみに、地方都市では毎日車に乗っていた私ですが、今住んでいる首都圏では主に自転車ユーザー。車ライフも快適でしたが、自転車とバス、電車でどこまででも行ける都心は、それはそれで便利。
電動自転車を買えばもっと世界が広がるかなぁ……と思いつつも、次の転勤の時期が読めず、まだ購入に踏み切れないでいます(こんなことなら引っ越してすぐに買っておけば良かった。転勤族あるある)。