ママ友できない、子供は不安定。引っ越し直後・暗黒時代の体験談

ときには孤独にハマる日もある。転勤族で、引っ越しの多い生活をしている私でもそうです。それは引っ越しや転勤の副作用的なものとして、「あるもの」と理解して飲み込んでしまうのが一番だと思います。

今日は転勤直後、ママ友できない・子供は寂しそう・なんかヘンな人に勧誘された…という、暗黒時代の記憶を語ってみようと思います。今つらい人が、「自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたら…と。

ママ友ができなくて寂しかった、引っ越し当初

我が家が引っ越したのは10月の初旬。楽しい思い出ばかりだった前赴任地から、初めて住む横浜へ。不安はいっぱいありましたが、横浜って日本有数のステキ街というか、人気の高い場所。おでかけする場所も多そう、きっと楽しめるだろう、と期待もいっぱいでした。

知り合いができるのは早かったです。子供がまだ幼稚園児だったので、幼稚園に送り迎えをする中ではたくさんのママさんと出会い、皆さん親切にしてくれました。最初は引っ越しハイで乗り切っていましたが、徐々に「この人とこの人は仲がいい」「ここはグループっぽい」みたいな人間模様が見えてくると、なんとなく疎外感を感じることに。引っ越したばかりだと当然なのですが、自分には決まった仲良しはいないんだな、と実感して寂しくなっていました。

前回の赴任地では、(運が良かったのもありますが)おうちを行き来するくらいに仲良しの友達がわりとすぐにできたんです。でも、横浜では引っ越してしばらくしても、「送り迎えのときにちょっと会って話す」以上に仲の良い人には出会えませんでした。

引っ越し後一か月、子供に異変。

母である私が悶々としていても、子供は元気に幼稚園に通っていました。引っ越し当初は寂しがっていたのに、転園そうそうお友達ができて、「今日は○○ちゃんと遊んだ!」と日々、違う子の名前が出てくる毎日。子供の順応性をとても頼もしく思っていました。

その様子がちょっと変わり始めたのが、転園後一か月ほど経ったころ。「きょうは、あそぼうっていったけどダメだった」「きょうはひとりでいたよ」そんな風に話すことが増えてきたんです。それと同時に、「クレヨンがじぶんだけちがう」「5月にうたったお歌だったから、分からなかった」…という、いかにも「自分は転園生」のようなことをぽつぽつ話すようになりました。

転園してから一か月。園の子供たちの中でも、転園生という存在がいい意味でも悪い意味でも「落ち着いて」きたとき、ふと気づけば子供自身も「特定の仲良しの子がいない」という状況になったようです。転園してすぐって、お世話好きな子はよく話しかけてくれますし、先生も何くれと世話を焼いてくれます。それがすっかり落ち着いて日常になった一か月後くらいに、子供が不安定になり始めました。

この時期、子供の様子が気がかりなのと同時に、親として相談できたり、様子を聞けたりする人がいなかったことも悩みに拍車をかけたように思います。

引っ越し後2~3か月は暗黒模様。そしてヘンな人の登場

子供の変化は心が痛かったですが、別に意地悪をされているわけでもなく、なんとなく馴染めないだけ。これは見守るしかない、と頭では割り切っていたものの、気持ちの上では常に雲が晴れないような心地でした。

この時期がちょうどクリスマス周辺の、にぎやかな時期。子供が生まれてからこれまで、クリスマス前にはいろんなお友達とクリスマス会をするのが常でした。今思えばとても人間関係に恵まれた数年だったのだな、と寂しく思いながら子供と過ごしていました。

子供自身はそれほど気にしてもいないのに(幼稚園でもクリスマス会ありますし)、私自身が気にして「楽しませないと!」なんて思い、寒い寒い夜にわざわざクリスマスマーケットにお出かけしたり…。「寒い」「おうち帰りたい」と言われたときには、空回りしている自分が哀しくて涙が出ました。

そんな状況の中、忘れられない出会いが。

年が明け、ちょっとしたことから知り合ったママさんと仲良くなって、おうちを行き来するようになりました。仲良しができた、と嬉しく思っていたところ、なんかヘンな化粧品の勧誘を受けましたorz

もちろん光の速さで断り、その後個人的な約束はしていません。

悲しみの向こう側には、虚無がありました…。

時間をかけること、ちょっとした「嬉しい」を重ねること

以上が私の暗黒期です。

書いてみると、どこにでもありそうな話というか、それは想定内なんでは?っていうくらいのちっぽけな苦しみな気がしますが、当時は切なくて寂しくて、前の赴任地に帰りたくて仕方なく、ふとした瞬間に涙が出そうになっていました。

ちっぽけでも、日常が整わないことはこんなにも辛い。心をほどいて話せる人がいないことは、やっぱり辛い。

それを実感した数か月でした。

その後のことを話しておくと、取り立てて何かを変えたわけではないのですが、時間をかけて徐々に土地に馴染んでいった…というのが、私が横浜に慣れるまでのすべて。とりあえず特定の仲良しはできずとも、いつもニコニコしとく、話しかけられたら楽しく応じる、知っている人を見かけたらこちらから挨拶する、そんな感じで。

何か月もたつと、お迎えに行って待っていると、(多分たまたまだけど)私のところに来てくれてしゃべってくれる人がいたり、話の流れで公園に寄って帰ったりすることもちょこちょこ出てきました。

そういう「ちょっと嬉しいな」っていう出来事を重ねながら半年くらい経ったころ、ちょうど春休みだったのですが、なんとなく「やっていけるかも」という気持ちになれました。確か、「お花見しない?」っていう連絡をもらったり、「春休み暇なら遊ぼう」って声かけてもらったりするようになった頃だと思います。

ようやく仲間入りできたなぁ、と感じたことを覚えています。

 

「時間はかかるものだ」と知っておくこと、焦らないこと、ちょっとしたつながりを重ねること。月並みなことしか出てきませんが、もし赴任地でも友達がほしいと思うなら、心をオープンに日々過ごしていれば、おのずと自分なりの「馴染みかた」はできるのかなぁと。どうしたってできないこともあると思いますが、基本はそのように思います。

私は特にコミュ力高いほうではなく、誰とでも仲良くなれる方でもないのですが、そんな精神で、次に行く場所でも過ごしていこうと思います。

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